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2009.09.14 Monday
蘭亭序 再び
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「蘭亭序」は、書として有名だけど、その内容もなかなか、、、(ってなんかエラそうに)
頃は4世紀の半ば、中国のインテリ達が風光明媚な会稽山に麓の「蘭亭」に集い、酒杯を揚げながら試作にふけり、大いに語り合ったわけさ。その時の詩にはどんなのがあるか知らないけれど、その、前文だけがものすご〜く有名!書道のお手本になってます。こんな書き直しの痕があからさまなのに、この書き損じの箇所も写して、現在に至ってるというところが凄いです。 さて、 及 其 所 之 既 惓 情 隨 事 遷 感 慨 係 之 矣 向 之 所 欣 俛 仰 之 以 爲 陳 迹 猶 不 能 不 以 之 興 懷 そ、あんなに夢中だった(と思った)時も、いつか興味が失せてしまうと、その時の感激も薄れて行ってしまう。あの楽しかった時は何だったんだろう?空なるかな、、とまでは言ってないけれど、どこか、虚無的な空気を纏った部分があって、そこが今の私を引きつけます。やっぱ、秋かなあ。ま、その虚無的な部分も含めて、「感慨」「興懐」と表現してるのかもしれません。未来の読者に向けて、同じような想いを抱くであろうとの予言は当ってます。何時の世も、人の気持ちは変わらんのでしょう。 で、やっぱどんな詩が詠まれてたんでしょうか?気になる〜! |
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