TAMAKO 的 HOLIDAY !

GWはいかがお過ごしでしたか?
Swine Influenza  豚インフルエンザ
 財団法人石川県国際交流協会からの、新型インフルエンザ(Swine Influenza)に関する情報は、こちらです。

 http://ifie.or.jp/article.php/20090428112009116_ja

多言語版がありますので、ぜひご参考下さい。

 さて、草彅クンの事件とほぼ、同時かちょっと遅れて、豚インフルエンザのニュースが入ってきました。さあ、パンデミックの到来か!?と、メデイアや当局は大慌て、です。
 おりしも、GW突入で、海外旅行の掻き入れ時ってのに〜。やっとバンコクの情勢は収まったというのに、旅行業界も大変です。もちろん、空港や航空会社、港や船舶関係だって‥‥‥国内にいる身でも、いつウイルスが検出されるか分からないし、、、、昔、読んだ小松左京の「復活の日」が、頭を過ったりして。

 ただ、こんな場合は、「知ってて慌てず、恐れず、備えは怠らず」で行きましょう!おばさんになってしまえば、インフルエンザウイルスに対する、免疫反応も鈍くなって、パンデミックなんて起こさないかもしれないし、、、なんてな事を言ってるうちに、警戒基準が「4」から「5」に!やっぱアメリカで死者が出たら、さっそくなんだなあ。マスクでも準備しておこうかなあ。

 この連休に、海外へ行かれるお友達、大事ない事をお祈りします! Bon Voyage !!

auther : Kazumi-I | 近況のこと等 | comments(0) | trackbacks(0) |
失望
 まだまだ、これから、、、と、言われるかもしれませんが、とっくに失望してます。まあ、ず〜っとこれまでもそうだったけれど、もうええわ!
 
 “但願絶望和無奈遠走高飛”

 “我的世界 将被摧毀”

 てな気分です。え?分かんない?リンちゃんに聞いてみな。

 でも、藤本選手、FA権取得とか。それはそれでめでたくもあり、、、

auther : Kazumi-I | Tigers | comments(0) | trackbacks(0) |
「上海一九四三」
 が、台北の中学校の韻文の教科書の補助教材に!ん、、、と、つまり、詩や詞の教科(なんてあるのか?)の教材として取り上げられたと、いうことが、4月21日付の現地の新聞に載りました。おめでとうございます!

 「上海一九四三」は、もちろん、方文山の作詞でJAYが作曲と歌唱の曲です。ノスタルジックな用語と、完璧な踏韻が採用の決め手となったとか。私は、「豆板醤〜」のとこが好きです。そこしか、歌詞を聞き取れないからね。

  “姥姥當年醸的豆板醤〜”
 
  そっか〜、むかしは豆板醤も手作りで家庭の味があったんだ〜

 しかし、1943年の上海は、日中戦争の真っ最中で、中国にも6つの政府があったとか。
「香港」「上海租界」「満州国」「南京政府」「国民政府」「台湾」なのに、そんなことは一切触れずに、その雰囲気を充分に感じさせるラブソングです。どんな世の中でも、人は恋をする!

 “装満了明信片的鐵盒裡蔵著一片玖瑰花瓣”

 emotionalな言葉がなくても、感情が充分に伝わって来ます。

 詞が採用された件に対して、文山自身も「流行歌」が教育現場に使われる様になるなんて!と、とても喜んでいる様子でした。(中国語なのではっきりとはしませんが、たぶんこういうこと書いてる、と憶測です)

 上海に行くのも悪くないかな。

auther : Kazumi-I | tamako的中国語世界 | comments(0) | trackbacks(0) |
路上ライブ 春の夜の夢
 ある春の週末の夜、片町の小さな路地裏でライブセッションが開催されました。知り合いが演奏すると聞いていたので、新人歓迎会の帰りに寄ってきました。普段の夜は、暗くて静かな裏通り(ちょっと危険?)なので、どんな風になるのかしらん、と不安でしたが、いやあ、もうすごい盛り上がりでした。フリーマーケットも開かれてましたし、エスニックな即席屋台もあって、けっこうな賑わいでした。

 行きつけのお店の二階では、アーテイスト達による、ペイントパフォーマンスが始まっていました。私は、そのアーテイストのお一人からTシャツを購入。

 その店の二階から見える路地の眺めが、わたしのお気に入りなのですが、窓の下の路地が、ステージスペースになっていて、観客の人たちや屋台に順番をつく人たちのひしめき合う様子がとても面白いんです。いろんな人たちが挨拶を交わしています。
 
ホント、いろんな国の人たち!いろんなファッション!春の夜の夢!!あ、忘れてはならない、ジャンルにとらわれないいろんな演奏パフォーマンス!

 お目当てのAクンのバンドは、トリで登場。目の前で、ビール瓶のケースに腰掛けて聴かせてもらいました。初めてでしたが、楽しい経験でした〜!!

 ところで、Aクンのギター演奏、素晴らしかったです。で、「あれはどういったジャンル?」と、一緒に行った友人に尋ねてみると、「一応はレゲエで始まってて、、、そこから面白い変化、というか進化してってますね、いやあ、面白い!いいモノを見せてもらいました、刺激になります。」とのお答えが。その友人も、ギターをやってまして、Aクンの演奏を賞賛してました。

 路上ライブには、その友人の後輩クンもカワイイ彼女を連れて、参加してくれました。いつも、ありがとうね〜!!好い夜になったかな?

 さて、ずいぶんと盛り上がったところで、ご近所からそろそろ喧しい!とのクレームがあったのかどうかは分かりませんが、賑やかライブはひとまずお開き!もっとAクンの演奏、聴きたかったのに〜〜〜、まあ、球場だって10時には鐘や太鼓はお終いだもんな。で、しょうがなく帰りに着こうと、回れ右をしたら、、、、パトカーが!何台か、「Oh~、踊る走査線みたい!」お巡りさんたちも手を後ろに組んで、立ってるし〜〜。
 
 後で、聞いたところ「No problem !」だったそうで、太好了!

auther : Kazumi-I | 近況のこと等 | comments(2) | trackbacks(0) |
花見も終わりかあ・・・
 先日まで満開だった桜が、今朝は雨に打たれて跡形もなく散ってしまった、そんな桜の姿を見て、
「菊花残 満地傷 妳的笑容已泛黄」という方文山の歌詞が浮かびました。散ってしまった桜にもemotionalな美しさを感じるました。

「菊花台」は、悲しみを湛えた佳人を胸に秘めて戦う戦士を描いている中国映画の主題歌なのですが、中世の騎士物語と言った方がいいかもしれない。寄辺ない貴婦人の為にその手袋を拾って闘いに挑む騎士!映画の中では、反乱を起こした主人公が事に及んだ理由を一言「為了母后」という台詞で表しています。監督は、「孝」と主張していますが、う〜ん、、、そうかなあ。

 「妳的影子剪不断〜」ちょいと歌いたい気分!

 ところで、方文山って、愁いを装った麗人がタイプかしら。
 
 「菊花台」:
2006年の張芸謀監督の ”満城尽帯黄金甲(邦題 王妃の紋章)” のテーマ曲。同映画に出演の周杰倫作曲、方文山作詞の『中国風』作品。もちろん、JAYが唱歌。

auther : Kazumi-I | 近況のこと等 | comments(0) | trackbacks(1) |
春天来了!
 「春天到了」でも「春天来臨」でも「春天了阿」でも好いです!

 4月に入り、プロ野球リーグ戦も開幕しました!タイガースは、一勝二敗で東京ヤクルトに1コ負け越し。まあ、故障者続出!なのでこんなもんかな、、、と。
 それにしても、楽天開幕3連勝です!カープは2連勝の後1引き分け!まだ、始まったばかりなので、これからの行方は何とも言えませんが、WBCもいろいろ微妙に影響しているのかもしれませんね。
 そう、イチローも、大変なことになっちゃいました。前回の王監督といい、今回のイチローといい、、、日の丸を背負うってホンマに大変、命がけ。

 この週末は、北朝鮮からのミサイル騒ぎがあって、まさか迎撃するような事態にはならないはず、と思っていても、いつTVで速報が入るのかと何だかそわそわしてました。飛んでも飛ばなくても政府や国際機関はそれなりに対応しなけりゃならないでしょうし、ホントにやっかいな隣人です。

auther : Kazumi-I | Tigers | comments(0) | trackbacks(0) |
レスリー
 4月1日、レスリーの6周忌、7回忌でした。ニュースを聞いた時は、「うっそ〜!」日が日だけに、、、でも、悲しい事実でした。現場だったホテルの前には、この命日も多くの花束が供えられたそうです。「飛び降り」という手段で、この世に別れを告げた彼、その内面は誰にも分からないままです。
 
 あの頃のアジアといえば、SARS騒動でパニック状態でした。昔見たAIDSを取り上げたビデオドラマ「And band is going on」(だったかな〜?タイトル憶えてないです)で、舞台監督を演じたリチャード・ギアの表情を思い出します。「Party is over‥‥」そう呟きながら、ビルの窓から通りを見つめるシーンでした。なぜか、そのシーンがレスリーと重なってしまいます。

 私は、特別にレスリーのファンだったわけでもないのですが、彼の演ずる虚無的なキャラクターには惹かれました。思えば、あれは演技じゃなかったんだ〜とさえ感じます。どうして、誰も彼を救えなかったのか?どうして彼は誰をも受入れなかったのか?

 私は、どちらかといえば、「チャイニーズゴーストストーリー」や「金玉満堂」「流星話」のレスリーが好きですが、やはり、危険なキャラクターには誘惑されてしまいます。「欲望の翼 阿飛小伝」の旭弟には、目眩がしました!あれだけ「ヤな奴」を演じながらも、抵抗できない魅力!
 その後、彼は香港芸能界を引退するのですが、2年後くらいにカムバック。香港返還へのカウントダウンとともに、香港映画界のテンションはアップし続け、アジア映画が世界の注目を集める様になり、そんな中でレスリーは多くの話題作、問題作に出演しました。陳凱歌の「覇王別妃」「風月」、王家衛の「東邪西毒」「ブエノスアイレス」、、、、ここでのキャラクターがレスリーを支配してしまったのかもしれないと思うのは、私だけかしら、、、
 きっとピーター・チャンやバリー・ウオンの映画ばかりに出演してたらあんな事にはならなかったかも〜!そりゃ、陳凱歌や王家衛のレスリー作品は偉い!と思いますけど。

 1999年だったか、東京国際フォーラムでのレスリーのコンサートを見ました。そ、レスリーは俳優である前に歌手だったのでした!映画「ブエノスアイレス」の撮影を途中で切り上げてのツアーだったはず。赤いハイヒールが話題になってました。あのステージで、多くのファンの握手に応えながらレスリーは何を思ってたのでしょうか?

auther : Kazumi-I | tamako的中国語世界 | comments(0) | trackbacks(0) |
蘭亭序
rong>蘭亭序

と、言ってもJIE王子のアルバム「魔杰座」の中に収録されている方文山作詞の中国風歌曲「蘭亭序」です。

“月下門推 心細如Ni脚歩砕”

 つまりは、ラブソングなんだけれど、こんな具合に古典的な言葉で語られると、つい引き込まれてしまいます。扉を開けて、そっと秘められた物語の中に忍び込むみたいな、、、、

“真跡絶 真心能給誰”

 王羲之の「蘭亭序」真筆こそは、唐の太宗が奥津城深く持って逝ってしまったという話で、現在私たちが目にすることのできる「蘭亭序」はその写本にすぎなくて、さすれば、本物の「蘭亭序」を求めるのは人情。

 幻の「蘭亭序」の真筆を 手の届かぬ女人 への思いに託して、、、いや、その逆かな?

“若花怨蝶 Ni会怨着誰”

 容姿や香りや微笑みよりも、人を迷わせ悩ませるのは、それが虚であれ実であれ佳人の溜め息や涙。

“無関風月 我提序等Ni回”

 曲のクライマックス、特に何度も繰り返される“無関風月”。 “風月”に託される意味は広いです。この歌の主人公は、とにかく、ず〜っと、いつまでも彼女を待っている、蘭亭序だから「帰りを」待っている。こんな解釈でいいのかしら。

“我等春雷 来提醒Ni愛誰”

 でも、実際のところ、どんな彼女なんだ?
 
“行雲流水”“月下門推”“牧笛横吹”“夕陽餘暉”“弾指歳月”“青石板街”“人雁南飛”“掬一把月”“縫繍花靴”“花怨蝶” 等等、漢詩や禅語に登場する言葉が散りばめてはいるけれど、これは、つまり、見て聴いて、私たちは神秘的な世界へと誘導されてしまってるんじゃないですか? だから、彼女は観念的な存在で〜、、、、これぞ、方文山風の時空を超えた愛の世界!

 彼自身は、「転生」を信じているわけじゃないけれど、「浪漫的」なのでこういう世界を描くのだ、というような事を著書に書いていました。でも、ロマンチックこそ、過去の歴史の世界と現在の私たちを繋ぐ架け橋ですから。

auther : Kazumi-I | tamako的中国語世界 | comments(0) | trackbacks(0) |