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2008.10.22 Wednesday
「源氏物語花絵巻 千年の時をこえて」 (自遊花人)
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10月に入って、週末はいつも好いお天気。海青協の事務局のBさんに誘われて、国際交流サロンで開催されている「源氏物語花絵巻 千年の時をこえて」の花展に出かけました。今年は、源氏物語誕生して千年、その源氏物語の登場人物がテーマの花展でした。Bさんは、源氏物語中の”頭の中将”はんのファンだそうで、彼女も「紅葉の賀」の作品を出展。紅く染まり初めた楓とユキヤナギを配して、青海波を舞うイケメンの公達が表現されていました。
![]() 色豊かな花々が象徴する光源氏ゆかりの女君たち、サロンのお庭を背景に、とても優雅な気分を味わうことができました。 照明を落したサロンの庫の方では、六条の御息所と夕顔と葵の上が、、、六条の御息所は紅い薔薇で夕顔は白い百合、葵の上は霞草、、、しかし、いいのか!?この3人が一緒って、、、とちょこっと心配。 所々に、水引細工の作品もコラボレートされていて、却って「和」のスタイルが新鮮に感じられました。今回は一週間と、いつもより短い開催期間だったそうですが、海外の方や多くの方々が訪れたとBさんから聞きました。また、次回の企画も楽しみです。ありがとうございました。 ![]() 源氏物語は、読む人それぞれに思い入れがあり、原本以外でも、多くの作家さんが訳本を著わしています。能や謡、香、浮世絵、日本文化のいろんな場面で、源氏は生き続けています。源氏を理解することで、日本文化を理解する!って、たしか夜の遅い時間にNHKの番組でピーター・バラカン氏とゲストの外国人が語り合っていました。千年前から現在まで語り継がれ、詠み継がれている物語を持っていることは、私たちにとっても「誇り」だと思います。 さて、あなたのお奨めの登場人物はどのお方? |
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