TAMAKO 的 HOLIDAY !

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「上海一九四三」
 が、台北の中学校の韻文の教科書の補助教材に!ん、、、と、つまり、詩や詞の教科(なんてあるのか?)の教材として取り上げられたと、いうことが、4月21日付の現地の新聞に載りました。おめでとうございます!

 「上海一九四三」は、もちろん、方文山の作詞でJAYが作曲と歌唱の曲です。ノスタルジックな用語と、完璧な踏韻が採用の決め手となったとか。私は、「豆板醤〜」のとこが好きです。そこしか、歌詞を聞き取れないからね。

  “姥姥當年醸的豆板醤〜”
 
  そっか〜、むかしは豆板醤も手作りで家庭の味があったんだ〜

 しかし、1943年の上海は、日中戦争の真っ最中で、中国にも6つの政府があったとか。
「香港」「上海租界」「満州国」「南京政府」「国民政府」「台湾」なのに、そんなことは一切触れずに、その雰囲気を充分に感じさせるラブソングです。どんな世の中でも、人は恋をする!

 “装満了明信片的鐵盒裡蔵著一片玖瑰花瓣”

 emotionalな言葉がなくても、感情が充分に伝わって来ます。

 詞が採用された件に対して、文山自身も「流行歌」が教育現場に使われる様になるなんて!と、とても喜んでいる様子でした。(中国語なのではっきりとはしませんが、たぶんこういうこと書いてる、と憶測です)

 上海に行くのも悪くないかな。

auther : Kazumi-I | tamako的中国語世界 | comments(0) | trackbacks(0) |
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