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2009.10.13 Tuesday
善徳女王
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に、ハマってます。やれやれ、、、新羅(4〜10世紀)に実在した善徳女王を主人公にした韓流歴史ドラマなんですが、古代(飛鳥時代)日本史ともクロスしていて、なかなか面白いんです。戦闘場面あり、政治あり、お姫サマファッションあり、もちろんお約束の複雑な家族関係盛り沢山と、、、ホントにスリリングなドラマ展開が韓国の視聴者や韓流ファンには堪えられんのでしょうなあ、、。
きっかけは、ヒロイン善徳女王の相手役がキム・ユシンという名だった事「え?もしかして金庾信?」と思い、その時代を舞台にした小説その他でチェックしてみたら、「ビンゴ!」だったわけです。金庾信、新羅の将軍として、白村江の戦いに登場します。キャストとしては、あまりタイプじゃないけれど、、、あ、それから、善徳女王の甥っ子(双子の姉の遺児)がチュンチェと呼ばれているんだけれど、この人物が金春秋、後の武烈王らしいです。金春秋は、孝徳天皇の頃に、来朝してるようです。 ![]() ![]() 彼は、長安で太宗にもお目見えしてますネ。なんですが〜〜、ドラマでは、ちょっと得体の知れない若様です。賭博上に出入りしたり、腹心の娘といちゃいちゃしてたり、、、かと思えば、政治経済の仕組みについて鋭い洞察力を見せたり、しまいには、新羅独特の「骨品制度」を真っ向から「野蛮な!」と批判して王族をびっくりさせたり、、、 このドラマで何が凄いかって、、、敵役のミシルを演じている コ・ヒュンジュン 、「砂時計」でのヒロインだった彼女の悪女っぷり。先日終わった「スタイル」のキム・ヘスもそうだったけれど、こんなに美貌と知恵と迫力を兼ね備えた女性、日本には見当たらないなあ、、、あの、眉だけをちょっとつり上げるようにして、目と口元に微笑とも嘲笑ともとれそうなあの表情を浮かべるの、、、 この時代のファッションもステキ!貴族様となれば、特に王族ともなれば、男だってお化粧もするし、耳飾りもする。衣装は言わずもがな、、、とても綺麗です。第一、兵士達を「花郎」と呼ぶ時点でおしゃれでしょう!彼らは、死をも辞さないという意思(忠誠心)表示をする時、お化粧するんだよ〜、、似合うか似合わないかはともかくとして、、、そして、自決したり、直訴したりするのでした。 日本では、大化の改新の頃の朝鮮半島でのドラマです。白村江の戦いの頃には、善徳女王は没しているようですが、どちらの国も、国内での勢力争いのために非常に不安定な時代でした。蘇我氏は百済系と言われてますし、秦氏は新羅系とも、、、大海人皇子は、ひょっとして高句麗系?とか、、、朝鮮半島での勢力図が、島国日本の勢力図を塗り替えるようなことはあったに違いありません。今よりずっと半島と日本とは密接な関係があった時代でした。 |
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