TAMAKO 的 HOLIDAY !

GWはいかがお過ごしでしたか?
<< 小さなお茶会 | main | 善徳女王再び、、、ピダム(ピダン)って? >>

李彩霞さんの二胡コンサート
 
 先日も海青協協力イベントとして紹介させていただきました李彩霞さんの二胡コンサートが10月16日、17日と開催されました。私も、定刻ダッシュでコンサート会場へ。

 久しぶりに、ゆっくりと堪能させていただきました。10月16日、開場は小松駅前の「うらら」小ホール。伴奏の海老原サンとの呼吸もぴったり!で、素晴らしい演奏会でした。二胡の音域を一杯いっぱい使って、李彩霞さんの身体が二胡の胴と一体となって奏でられた旋律、ホント戦慄モノでした。演奏者とオーデイエンスとホールの一体感、、これはライブじゃないと体験できません。ラトウル指揮のベルリンフィル以来の感激でした。

 圧巻は、李彩霞さんオリジナル曲「無題」、無伴奏でした。目を閉じて聴いていると、前の旋律が残っている上に新たな旋律が乗っかるような、その調べが呼応しながら身体の中で音の輪が幾重にも広がって行って、奇跡のような気分を味わいました。う〜ん、、、音楽得意じゃないので、表現できませんが、、、、

 このホールは私の手がけた仕事、とは、海青協理事長。県職現役時代に担当したのだそうです。あ、設計は京都大学の川崎先生という方だそうです。小ホールで、収容人数は300人くらいかなあ、、、ほとんど満席でした。音響効果も素晴らしい設計なのでしょうね。

 演奏曲目は、その「無題」以外にもアルバム「遥か」からオリジナル曲「遥か」、「父の祝福」「シルクロード」、そして日本の叙情曲「赤とんぼ」「宵待草」「あざみの歌」、中国南地方の曲、モンゴルの曲、新疆ウイグル自治区の曲等々、それから、海老原さんの曲「平和の祈り」も、即興的とはいえ、素晴らしいセッションが披露されました。
 その中で、特に心に残っているのがアイルランド民謡「ダニー・ローリー」です。哀愁というにはあまりにも澄んだ音色にうっとり〜でした。二胡って、バイオリンと比べると、ややハスキーなイメージがあって、それが魅力と思ってたのですが、、、ケルテイックな曲もステキです。機会があったら、「Amazing Grace」をお願いしたいなあ、、、いっそのことケルテイックなアルバムもいいかもしれません。

 時間も押し迫ってしまって、アンコール曲は「ふるさと」一曲でした。会場の皆も歌で参加。

 李彩霞さんのコンサートはいつも、アットホームです。彼女の生徒さんやファンの人達が心を込めて、企画し作っているコンサートです。金沢に、石川にこんな素敵なアーテイストがいてくれるなんてホントに嬉しいことです。
 ステキなコンサートをどうもありがとうございました。
auther : Kazumi-I | NEWS | comments(0) | trackbacks(0) |
コメント

コメントする









この記事のトラックバックURL
http://tamako.tblog.jp/trackback/235349
トラックバック