![]() |
||
2009.10.20 Tuesday
善徳女王再び、、、ピダム(ピダン)って?
|
![]() |
|
![]() ちょっとしつこく、善徳女王のドラマ。このドラマで、人気なのがピダム(ピダン)役のキム・ナムギル。確かにステキな身のこなしとか、出生の事でちょっと影があるアウトロー、でも、ヒロインを慕うコミカルな役どころでもあり、魅力的ではあります。(私もピダムに一票!)カタカナだと、ちょっとピンとこなかったんですが、善徳女王の晩年に「毗曇の反乱」というのがありまして、もしかして、この毗曇がピダムの事らしいのです。(違うっかな〜?) ![]() そっか〜、、、後で女王の退位を求めて反乱を起こす人物だから、複雑なキャラクターなのだ、と思いました。結局は、金庾信らの軍隊に鎮圧されて死んでしまうらしい。ドラマでは、どう描かれるんでしょうか?? ちなみに、この乱の頃、金春秋(チュンチェ)は、大和朝廷に使者というかお客と言うか、、来ていたらしい。(出典:「新羅花苑」) 7世紀の朝鮮半島は、ご存知、新羅、高句麗、百済の3国に分かれてまして、高句麗と百済が組んで、新羅に対抗してました。北から、西から攻められて、新羅は唐へ助けを求める、、ま、できれば日本にも支援を求めたかったようです。 何時の時代も、日本の対応は、、できるだけめんどうはごめん!ってな態度みたいです。でも、結局は巻き込まれて行くんですけど、、、「白村江の戦い」。 結局、新羅は、唐の力を借りて半島の統一を成し遂げてしまいますが、百済や高句麗が滅びた後は、直接に唐と対峙して行かなきゃならない。小国の宿命というか、、、日本だってあまり変わりないですけどさ。だから、小国にあっての外交政策ってホントに重要ですね。そういう役割を、チュンチェくんはこなしていたんですなあ。おバカなプリンスじゃないのです。 同時期の日本は、大化の改新や壬申の乱と言った、国内事情が危うくても、大陸の軍事的支援を頼まなかった(頼めなかった?)ところがラッキーだったのかもしれません。 |
||
![]() |