TAMAKO 的 HOLIDAY !

GWはいかがお過ごしでしたか?
春天来了!
 「春天到了」でも「春天来臨」でも「春天了阿」でも好いです!

 4月に入り、プロ野球リーグ戦も開幕しました!タイガースは、一勝二敗で東京ヤクルトに1コ負け越し。まあ、故障者続出!なのでこんなもんかな、、、と。
 それにしても、楽天開幕3連勝です!カープは2連勝の後1引き分け!まだ、始まったばかりなので、これからの行方は何とも言えませんが、WBCもいろいろ微妙に影響しているのかもしれませんね。
 そう、イチローも、大変なことになっちゃいました。前回の王監督といい、今回のイチローといい、、、日の丸を背負うってホンマに大変、命がけ。

 この週末は、北朝鮮からのミサイル騒ぎがあって、まさか迎撃するような事態にはならないはず、と思っていても、いつTVで速報が入るのかと何だかそわそわしてました。飛んでも飛ばなくても政府や国際機関はそれなりに対応しなけりゃならないでしょうし、ホントにやっかいな隣人です。

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レスリー
 4月1日、レスリーの6周忌、7回忌でした。ニュースを聞いた時は、「うっそ〜!」日が日だけに、、、でも、悲しい事実でした。現場だったホテルの前には、この命日も多くの花束が供えられたそうです。「飛び降り」という手段で、この世に別れを告げた彼、その内面は誰にも分からないままです。
 
 あの頃のアジアといえば、SARS騒動でパニック状態でした。昔見たAIDSを取り上げたビデオドラマ「And band is going on」(だったかな〜?タイトル憶えてないです)で、舞台監督を演じたリチャード・ギアの表情を思い出します。「Party is over‥‥」そう呟きながら、ビルの窓から通りを見つめるシーンでした。なぜか、そのシーンがレスリーと重なってしまいます。

 私は、特別にレスリーのファンだったわけでもないのですが、彼の演ずる虚無的なキャラクターには惹かれました。思えば、あれは演技じゃなかったんだ〜とさえ感じます。どうして、誰も彼を救えなかったのか?どうして彼は誰をも受入れなかったのか?

 私は、どちらかといえば、「チャイニーズゴーストストーリー」や「金玉満堂」「流星話」のレスリーが好きですが、やはり、危険なキャラクターには誘惑されてしまいます。「欲望の翼 阿飛小伝」の旭弟には、目眩がしました!あれだけ「ヤな奴」を演じながらも、抵抗できない魅力!
 その後、彼は香港芸能界を引退するのですが、2年後くらいにカムバック。香港返還へのカウントダウンとともに、香港映画界のテンションはアップし続け、アジア映画が世界の注目を集める様になり、そんな中でレスリーは多くの話題作、問題作に出演しました。陳凱歌の「覇王別妃」「風月」、王家衛の「東邪西毒」「ブエノスアイレス」、、、、ここでのキャラクターがレスリーを支配してしまったのかもしれないと思うのは、私だけかしら、、、
 きっとピーター・チャンやバリー・ウオンの映画ばかりに出演してたらあんな事にはならなかったかも〜!そりゃ、陳凱歌や王家衛のレスリー作品は偉い!と思いますけど。

 1999年だったか、東京国際フォーラムでのレスリーのコンサートを見ました。そ、レスリーは俳優である前に歌手だったのでした!映画「ブエノスアイレス」の撮影を途中で切り上げてのツアーだったはず。赤いハイヒールが話題になってました。あのステージで、多くのファンの握手に応えながらレスリーは何を思ってたのでしょうか?

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蘭亭序
rong>蘭亭序

と、言ってもJIE王子のアルバム「魔杰座」の中に収録されている方文山作詞の中国風歌曲「蘭亭序」です。

“月下門推 心細如Ni脚歩砕”

 つまりは、ラブソングなんだけれど、こんな具合に古典的な言葉で語られると、つい引き込まれてしまいます。扉を開けて、そっと秘められた物語の中に忍び込むみたいな、、、、

“真跡絶 真心能給誰”

 王羲之の「蘭亭序」真筆こそは、唐の太宗が奥津城深く持って逝ってしまったという話で、現在私たちが目にすることのできる「蘭亭序」はその写本にすぎなくて、さすれば、本物の「蘭亭序」を求めるのは人情。

 幻の「蘭亭序」の真筆を 手の届かぬ女人 への思いに託して、、、いや、その逆かな?

“若花怨蝶 Ni会怨着誰”

 容姿や香りや微笑みよりも、人を迷わせ悩ませるのは、それが虚であれ実であれ佳人の溜め息や涙。

“無関風月 我提序等Ni回”

 曲のクライマックス、特に何度も繰り返される“無関風月”。 “風月”に託される意味は広いです。この歌の主人公は、とにかく、ず〜っと、いつまでも彼女を待っている、蘭亭序だから「帰りを」待っている。こんな解釈でいいのかしら。

“我等春雷 来提醒Ni愛誰”

 でも、実際のところ、どんな彼女なんだ?
 
“行雲流水”“月下門推”“牧笛横吹”“夕陽餘暉”“弾指歳月”“青石板街”“人雁南飛”“掬一把月”“縫繍花靴”“花怨蝶” 等等、漢詩や禅語に登場する言葉が散りばめてはいるけれど、これは、つまり、見て聴いて、私たちは神秘的な世界へと誘導されてしまってるんじゃないですか? だから、彼女は観念的な存在で〜、、、、これぞ、方文山風の時空を超えた愛の世界!

 彼自身は、「転生」を信じているわけじゃないけれど、「浪漫的」なのでこういう世界を描くのだ、というような事を著書に書いていました。でも、ロマンチックこそ、過去の歴史の世界と現在の私たちを繋ぐ架け橋ですから。

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